2021.07.14 医務室
大腿骨骨折について
そろそろ梅雨が明けそうです。
暑い日が続きますが、体調管理できていますか。
今回は、大腿骨骨折についてお話しします。
高齢化により年齢とともに骨がもろくなるだけでなく、バランス感覚が悪くなって転びやすくなります。
骨のもろい高齢者の場合、椅子から立ち上がってよろけたり、段差につまずいて転んで骨折することが多いです。
骨折すると骨がずれて痛くて歩行できなくなります。
男女比は 男:女=1:4 女性は閉経後に骨密度が急激に減少するので注意が必要です。
診断:レントゲンで9割ほど判断できます。
治療:手術または保存的治療 リハビリ
予防:転ばないための筋力、姿勢を保つバランス能力を維持することが大切で
す。
基本は歩くこと。
腰や膝が悪くて歩けない方はなにかにつかまって足踏みする。
バランス感覚を鍛えるには片足でつかまり立ちをするなど日課ににして 続けてください。
骨密度を上げるために骨粗鬆症の治療が必要な場合もあります。
転ばないよう運動しましょう。
2021.06.19 医務室
アジサイの話
6月中旬にコロナワクチン接種が2回目まで利用者、職員共に無事終了いたしました。
ご協力をいただいたご家族やご親族の皆様まことにありがとうございました。
アジサイの話
梅雨時ということで、6月はあじさいの話をお伝えします。
梅雨に咲く花として誰もが身近で目にする花です。
原産国は実は日本です。幕末にシーボルトがヨーロッパへ持ち帰り、
花の色が変化することで大変人気を博しました。
近年は品種改良されたものが逆輸入され、白色や花の形が変化した物など、
多種多様なものが見られ、母の日はカーネーションに次ぐ贈り物として人気になりました。
観光地ではアジサイの名所として、有名なお寺などが必ず紹介されています。
雨の中けなげに咲くことで人の心を慰めるものがあるのでしょう。
個人的には春から夏にかけ、みんなが良く知る花ベスト3に入ると思っています。
春はタンポポ、梅雨はあじさい、夏はひまわり(あくまで個人の意見です)
漢字名(紫陽花)英語名(レインボウフラワー)を聞いたことがある人も多いのでは。
それほどまでに身近な植物と言えるのではないでしょうか。
今年は梅雨入りが早いためか、とりわけあじさいが美しく見られます。
梅雨のひと時、身近な植物に思いを馳せてみてはいかがでしょう
R3.6.19
2021.05.13 医務室
新型コロナワクチン接種がはじまりました
5月に入り暖かい陽気になってきました。すでに週間天気予報では傘マークが多くなり、梅雨入りの予感がします。。。
さて、全国的に新型コロナウィルス変異株の感染者が増えており、各地で3回目の緊急事態宣言が発令されました。岐阜県も追う形で岐阜県独自の緊急事態宣言及び、まん延防止等重点措置が発令され、まだまだ自粛生活は終わらないようです。
そんな中いぶき苑では、今月10日からついに新型コロナワクチン接種が始まりました。医師による苑内研修・シミュレーションを重ね、スムーズ且つ安全に接種できるよう医務室一同が一丸となって入居者様・職員が無事にワクチン接種できるようサポートしています。
実際の接種の様子です。
複数人の看護師で手順を確認しながら確実に準備をすすめます。
万が一の急変時にも対応できるよう入居者様には看護師・介護士が常駐したリビングにて接種・経過観察を行っています。
職員のワクチン接種会場の様子です。
まずは受付を行い、医師の問診・診察を行います。
医師の許可の元、ワクチン接種を行います。
接種会場には、接種後の経過観察場所(画像右上)に体調不良・急変にも対応するためベッドも準備しています。
1回目の接種も中盤に差し掛かり、6月からは2回目の追加接種が始まります。今後も引き続き医務室・介護室・事務所と、いぶき苑全体で協力し合い新型コロナワクチン接種をすすめてまいります。