いぶき苑の考え方 いぶき苑では法人理念を踏まえ、3つの基本方針に基づいた取り組みを行っております。
ご利用者がその人らしく過ごせるよう心に寄り添い、喜びを分かち合います
認知症への取り組み〜学習療法〜
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東北大学の川島隆太教授提唱の学習療法。
導入は2004年7月全国で4番目。 -
実践モデル施設で対応。
介護度が下がるまで改善。 -
職員は全員が学習療法実践士を取得。
新規職員も毎年研修で資格取得。
- 毎日簡単な教材をスラスラ
100点満点 - 学習後にはスタッフとの楽しい
コミュニケーション - 学習療法は生活の一部、
日課の一つになっています
第三者評価の受審をふまえたサービスの質の向上
平成28年度に受審した評価結果をふまえ、介護サービスの質を客観的に確認し、
質の向上に活用するとともに、地域社会の評価と信頼に応えてまいります。
- ご利用者の思い・夢・希望を叶える
夢実現プロジェクト - ご利用者の思いを実現するケアを推進しています。ご利用者の今後の人生に潤いを与えるよう職員がライフプランナーとなり、お一人おひとりの抱く思い・夢・生きる目標を把握して思いが実現できるよう多職種が連携しながら支援しています。【写真:旦那様とのデートの実現】
- 最期まで生ききるための
看取り介護 - 大切な方の最期まで「生ききる」ことを支えるために…看取りに関する研修を行い、ご家族とともに寄り添う介護を実践。大切な方の旅立ちを、安心して見守っていただけるようにグリーフケアアドバイサーを設置します。
- 機能訓練への
取り組み強化 - 自立支援に向けて一人ひとりに応じた機能訓練プログラムを作成し、実践していきます。日常の中でご自身の能力を活かした生活リハビリを行い、身体機能の低下予防に取り組んでいます。
地域と力を合わせ、住みよいまちづくりに貢献します
脳と身体の健康教室の開催【垂井町提案型協働事業】
地域の高齢者を対象とした「脳の健康教室」。週に1回の教室と6日間の自宅学習で脳の活性化。
他の受講者やサポーターと楽しくコミュニケーション。教室を通じて仲間をつくり、社会参加のきっかけに。
地域の他団体の協力もあり、心身とも健康に。
認知症カフェ【垂井町委託事業】
認知症の人と家族、地域住民、専門職等の誰もが参加でき集う場。認知症カフェ“メモリーカフェいぶきっさ”
認知症について本音で話すことができ、さまざまな情報を受け取れる。
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- 心理的な不安を軽減し、心のよりどころに!
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- 地域や社会との関わり、友人やつながり作りを。
- 家族同士の情報交換や家族の(心理的)負担を軽減。
- 多職種の専門職員への相談も可能。
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おもちゃ図書館【垂井町提案型協働事業・(一財)日本おもちゃ図書館財団助成事業】
おもちゃ図書館とは「障がいのある子ども達におもちゃの素晴らしさと遊びの楽しさを」との願いから始まったボランティア活動です。
いぶき苑では、世代や障がいの枠を越え、ともに遊び交流し育ちあう、多世代交流の場にしていきます。
- 子どもから高齢者まで繋がって支え合う!
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- 子育て中の親たちがリフレッシュでき、交流や意見交換ができる。
- 季節が感じられるイベントや、手作りおもちゃの作成等、毎月だれでも楽しめるイベントも開催。
- ご自宅でも遊べるように、おもちゃを貸出しします。
- 介護予防出前講座の
開催 - 健康な高齢者がいつまでも健康状態を維持できるよう、高齢者の要望に対応するため地域へ出向き講演活動を進めています。
- 災害時支援の取り組み
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- 災害時にも事業が継続できるように、BCP計画を策定し、年に3回、様々な災害を想定して避難訓練を行っています。また垂井町と福祉避難所の開設・運営に関する協定を結び、高齢者等要介護者支援の拠点となるように備えています。
- 各地に災害支援に出かけられるように複数の職員が『DWAT』『DCAT』に登録し、研修・訓練に参加しています。平成28年には熊本地震の被災地へ、令和元年には台風19号による埼玉県川越市の水害被災地で支援活動を行いました。
- 地域との積極的な交流
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- 地域交流スペースやぽかぽかいぶきを地域に開放しています。
- いぶき苑で開催する行事に地域の方をお誘いしたり、地域行事へも積極的に参加しています。
職員が互いに高め合い、いきいきと働ける職場をつくります
職員のライフサイクルやライフスタイルに合わせた多様な働き方の推進
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『週休3日』でワーク・ライフ・バランスを促進
実質週休3日(年間休日165日)となる10時間勤務制を導入しました。これにより、8時間勤務制より、ひと月4日程度休みが増え、家族と触れ合う時間が増え、また、自分の趣味を満喫することができます。 -
介護アシスタント・入浴介助専門パートの導入
介護はできないけれど、ご入居者のために何かできることをしたいという方に介護アシスタントとしてユニットの環境整備等を行っていただいています。また、介護経験のある子育てママ等には、空き時間を利用して入浴介助を行っていただいています。 -
職員宅からの会議への参加【ZOOM等】
介護現場では交代勤務のため、休日や勤務時間外で会議に参加せざる得ない場合もでてきます。そのような場合、スマートフォンやパソコンを使用しての会議参加も推進しています。(時間外手当の支給)
職員の自己実現に向けたキャリアパス制度の確立
- キャリアパスとは
- 仕事の経験やスキルを積み、上位の階級を目指してもらう道筋を整理し、将来の目的やキャリアプランを具体化、明確するものです。
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自らが明確な目標を持つことによって、
仕事に対する意識・モチベーションの向上を図ります。 -
未経験の人でも安心して働ける研修制度も充実しており、
働きながら介護のプロを目指す人をバックアップします。
プリセプター制度の導入
2〜3年程度の先輩が、マンツーマンで教育担当となり、業務上の疑問、困っていること、悩み、プライベートな事も含め、
ありのままの相談をすることができます。
- プリセプター制度のメリット
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- マンツーマンでしっかりと教えてくれるので、
技術の習得が早い - 分からないことがあればすぐに聞くことができる
- 同じ特定の先輩(プリセプター)が指導するので、
業務内容や方向性に一貫性がある - 一人ひとりの特徴に合った指導を受けることができる
- マンツーマンでしっかりと教えてくれるので、
外国人材の雇用(技能実習生の採用)
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介護の技能移転による国際貢献及び、介護人材確保のため、フィリピンから2名の技能実習生を採用しています。
技能実習生の指導を通じて、日本人職員の育成スキルアップにも繋がっています。
ノーリフティングケア・システムの推進
- 福祉用具を使用する事で、持ち上げない、抱え上げない、引きずらないケアを目指し、職員の腰痛予防とご利用者への安心・安全な移乗、移動を目指しています。
職員の負担軽減を目指した介護ロボットの積極的導入
- 見守りセンサー
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ご利用者の動きを赤外線センサーが捉え、職員が携帯しているモニターにそのシルエット画像を映し出します。
設定された範囲を超えて移動した場合には、警告音で知らせる等、ご利用者の身に及ぶ危険を回避する効果と職員の負担軽減に期待される介護ロボットです。〈厚生労働省 平成29年度介護ロボットの導入支援及び導入効果実証研究事業〉
- 移動サポートロボット Hug ハグ
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ベッドから車椅子、車椅子からお手洗い、といった座位間の移乗動作や脱衣所での立位保持で使用します。
本当はまだご自身の足の力は残っているのに、様々な理由により足を使う機会が少なくなってしまっている方が、ご自身の脚力を活かしながら最小限の介助で移乗することをサポートします。
- 見守りカメラ
- 事故解明の手段や、事故再発防止に活用しています。 ご入居者は、時として予想できない動きをします。動けないはずなのに、車いすから落ちるといったこともあります。職員が立ち会えなかった事故を解明し、次の事故を防止するための対策を構築していきます。
- 移動式リフト EL-580
- 移乗介助を補助し、抱え上げ介助による身体的な負担やリフト操作のわずらわしさを大きく軽減したスタイリッシュな移動式リフトです。ベッドから車椅子など、ベッドサイドでの移乗に使用しています。
資格取得支援制度
資格取得にかかる費用は全額貸与
資格取得後、3年間勤務にて返済の必要はありません!!
- 取得支援対象となる資格
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- 介護福祉士
- 介護支援専門員(ケアマネジャー)
- 社会福祉士
- 衛生管理者
その他、必要に応じて無料で参加して頂けます
- 喀痰吸引研修
- ユニットリーダー研修
- 認知症リーダー研修
リフレッシュ休暇制度
いぶき苑では、連続5日間以上のリフレッシュ休暇を取得することができます。
年1回、好きなタイミングで取得することができる自由度の高い休暇制度で、趣味に、旅行にリフレッシュ充電を行い、ご利用者により質の高いサービス提供を心がけていきます。
- リフレッシュ休暇報告
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令和元年度リフレッシュ休暇取得率86.2%(介護職員)
有給取得率 平成30年度:69.3%⇒令和元年度:72.2% (全国平均有給取得率:52.4% 平成31年度就労条件総合調査の概況)