2020.11.09 栄養管理室
「今」食べたもの
ご入居者の
終の棲家となり得る
特別養護老人ホームで
お仕事をさせていただいていると
人生の締めくくり時期に
寄り添います。
管理栄養士としては、
最期まで口から好きなものを
召し上がっていただこうと
お手伝いをさせていただくことが多々あります。
最近の例では
「某インスタントカップうどん、焼きそばが食べたい」
とのことで、カップ麺を即購入し
食べやすいように形態加工し
提供しました。
ペーストに加工しやすいように
インスタント麺をクタクタに煮ます。
麺と汁は別々に分けてミキサーにかけます。
でんぷん類はペースト状にすると粘りが出るため
専用のゲル化剤を添加してスムーズに嚥下できる形態に加工。
こんな感じに出来上がりました。
右上:カップうどんの麺ペースト
右下:カップうどんのアゲペースト
左下:カップうどんの汁とろみ付き
左上:カップ焼きそばのペースト
実食の様子!
召し上がられたのは2、3口程度でしたが
「うどんやな。」と喜んでくださった光景が
今でも忘れられません。
好きな食べ物
今、食べたい食べ物は十人十色。
その方の「今」を大切にして
これからも生活に寄り添っていきたいです。
栄養管理室室長
2020.11.08 地域密着型特養
ほのぼの: 11月琵琶湖ドライブ
11月6日、今日は、夢実現で、琵琶湖の風景が見てみたいと言われ滋賀県の琵琶湖に行っていました。
琵琶湖は透き通ってきれいで、野生の鴨が見られ、「楽しそうに、泳いでいるね」と楽しんで見えました。
今後も、夢実現で多くのご利用者様の要望に叶えて行けるように支援をしていきたいです。
2020.11.07 栄養管理室
人生の閉めくくりに食べたいもの🍎
人生の締めくくりに入ったら
何を食べたいと望むのでしょうか。
私は職業柄、
ご本人、ご家族に問う機会がありますが、
いざ聞かれてもなかなか思いつかないのが実状。
もしかしたらそれが答えかもしれません。
ヒトは、
日常の生活を送る中で
心身の状況が食への思考に大きく影響を与えます。
「今、これが食べたい!」と思っても
明日には変わっているかもしれません。
なかなか人生の最終段階のことを
口にしたり、考える機会は
そう多くないかもしれませんが
自らが意思決定できなくなるときに備えて、
考えておく、書面に残すことは
大切だなと
業務の中で日々感じさせられます。
と言っても
行動には移せないので
私は今食べたい物を
携帯電話のメモ機能に残しています。
皆さんは
人生の最後に何を口にしたいでしょうか?
栄養管理室室長